社会保険労務士資格の勉強方法

社会保険労務士について

 
景気はよくなりつつありますが、年功序列制や終身雇用制が崩れゆく中で、非常に先行き不透明な状況です。

少子高齢化が確実に進み、将来的な年金制度もどうなるのか全くわかりません。

 

そのような中で、社会保険労務士という資格は、継続して人気がある資格です。
社会保険労務士として開業を目指す人もいれば、自己学習の目標のひとつとして学ばれる方も数多くいます。

 

弁護士や税理士ほどハードルは高くなく、かといってちょっと勉強したぐらいでは取れる資格ではない。
独立している人も多く、その内容はすごく身近なところもあり、生活にも役立ちそう。
さらにれっきとした国家資格である。
そのようなことも理由の一つです。

 

社会保険労務士とは、労働、人事、社会保険など、主に人に関わる分野のエキスパートとして企業経営から個人の諸問題の相談、解決に携わる専門家です。
社会保険労務士の定義は「社会保険労務士法に基づき、毎年一回、厚生労働大臣が実施する社会保険労務士試験に合格し、かつ、2年以上の実務経験のある者で、全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に登録された者」と法律により定められています。

 

社会保険労務士資格取得の勉強

 

私は開業を目指しており、40歳を越えたあたりから、初めて資格を取得するための勉強を始めました。
きちんと勉強をするというのは、学校を卒業して以来のことです。
仕事においてもこれほど勉強したことはありませんでした。
日中は通常のフルタイムの仕事をしており、もちろん残業も当たり前のようにあります。

 

仕事も社会保険労務に関連するような仕事では全くないため、たいした知識はなく勉強に取り組むことになります。
子供は中学生と小学生でまだ遊びたい盛り。正直、家族にかなり我慢してもらいました。
でも1年中という訳ではなく、本当に勉強がメインで仕事を除いてほとんど勉強しかしなかった期間は試験前1、2か月です。

 

この資格は毎年5万人前後の人が受験し、合格率は平均7%前後の難易度の高い資格です。
詳しくは別に記載しますが、そのような私でも合格にこぎつけました。

 

ただ、4回目の受験での合格です。
振り返っていえることは、この資格は正しく勉強すれば誰でも合格することが出来るということです。
ただ、その為にはある程度の努力が必要で、効率よく学習することにより、その期間を短縮することが可能となります。
この資格は1回目で合格することは非常に難しく、合格者の中でもその比率は10%〜20%と思われます。

 

選択式試験においては、たまたま知っていたからわかった、やまかんがあたったというような、運に作用される問題もあり、 その問題が合否を分けるような場合が多々あります。
受験者はそのようなことを覚悟の上で、試験に臨まなければなりません。
このサイトは、出来るだけ合格を効率よく手にする手助けが出来ればと思い、立ち上げました。
計4回の受験と少々回り道をした私だからいえる、ショートカットの方法を書いていきます。
すべての人に当てはまるような内容ではありませんが、少しでも参考になれば幸いです。

 

主な業務

社会保険労務士は主に以下のような業務をしています

 

もし、社会保険労務士としての仕事をしなかったとしても、学習の内容は人生においては非常に為になることです。
それだけでも人生において大きなプラスになるというものです。

 

人事労務管理のコンサルティング
主なコンサルティング内容

  • 就業規則の作成、変更
  • 労働時間、休日等の労働条件
  • 賃金制度の設計
  • 人事関係
  • 個別労働関係紛争の未然防止と解決(特定社会保険労務士)
  • 安全衛生管理
  • 福利厚生

 

年金相談
主なコンサルティング内容

  • 年金の加入期間、受給資格等の説明
  • 年金の請求に関する書類の代行作成
  • 行政機関への請求書提出

 

労働社会保険手続の代行

  • 労働社会保険の手続
  • 労働保険の年度更新
  • 社会保険の算定基礎届
  • 各種助成金の申請
  • 給与計算、労働者名簿・賃金台帳の調整
 
 

 
inserted by FC2 system